ホットクックで料理をする中で何度か失敗もしています。
食べれない程に失敗することはないものの、なんとなく美味しくなかったり、なんとなく味がたりなかったりという感じです。
せっかくホットクックという高い買い物をしたのに使いこなせないのはもったいないので、なぜ失敗したのかを考えてまとめました。
ホットクックで料理をする際の参考にしてください。
ホットクックで料理を失敗した理由
最初に僕が失敗してしまった時の例をみていきます。
①野菜を細かく切りすぎた
ホットクックで加熱する場合、野菜は溶けてなくなってしまうことが多いです。
スープとして楽しみたい場合は問題ありませんが、具として食べたい場合は問題です。
普段の鍋で調理するときと同じ大きさでカットすると溶けてなくなってしまうので、食感を楽しみたい、見た目としても残しておきたい野菜は大きめにカットしましょう。
それか炒めるか蒸すなどの調理をして後入れするのが野菜を楽しむコツになるかと思います。
②水分量を間違えた
カレーやシチューなど煮込む系の料理をホットクック用のメニューではなく、ルーの箱の裏に書いてあるレシピで料理をすると失敗します。
理由は水の入れ過ぎです。
ルーに記載されているメニューは通常の鍋で調理されることを想定されています。
通常の鍋ですと加熱しているうちに蒸発して水分が飛んでいくので、記載されている水分量でちょうどよくなります。
しかしホットクックでは密閉された状態で加熱調理をするため水分が外に飛んでいきません。(多少は飛んでいきますが。)
ですので、野菜から出る水分もあるので、最初に入れた水よりも水量がまして仕上がります。
結果的にサラサラのカレーになったり、サラサラのシチューになったりしていまうのです。
③調味料を入れすぎた(特に酒)
密閉された鍋(ホットクック)で調理をする際に、通常の鍋で調理するときと同様に料理酒を入れると仕上がりが酒臭くなります。
これも原因は水分があまり外に出ていかないからだと思われます。
酒は少し入れれば十分(入れなくても大丈夫な場合が多い)ですので、作ってみて必要かどうかを確かめる必要があるかなと思います。
僕の場合は1回目は酒を入れないで作ってみてそれで美味しければ、次回以降も酒は入れない。
1回目で酒なしで作ったときに、なんとなく旨味が足りない、肉が臭いとかなったときには、2回目以降に酒を少し入れて調整するようにしています。
このときに目分量で入れるのではなく、大さじ1とかしっかり測って入れましょう。
測らないと適量がわからないので、次回以降も失敗するし、改善ができませんので。
酒以外の調味料も水分があまり飛ばないので、通常のメニューより少なめに入れたほうが失敗する確率が減るように感じています。
(足りなければ最後に少し足せばOK)
⑤焦げ付いた
水分量があまりにも少ない量で調理したら焦げ付きました。
野菜から水が出すぎたための対策として水をほとんど入れないで調理したら焦げました。
水を入れないときは鍋に具材を入れる順番が重要で、底や壁面に肉が直接つかないようにしたほうがいいです。
野菜で包み込むように肉を入れたら焦げ付きはなくなりました。
また、直接加熱されるわけではなくなるので、お肉が固くなりづらい気もしました。
ちょっとした手間ですので工夫したほうがいいかと思います。
ホットクックで料理を失敗しないために
ここまででどんなことをして失敗したのかまとめました。
このあとは、失敗しないために僕がはじめたことを書いておきます。
失敗しても、失敗したままにするんじゃなくて、次に活かすことが重要ですね。
①キッチンスケールを導入しました
具材と水のトータルの量を把握して、それに対して0.6%の塩分量を添加するために、具材量を測ることにしました。
トータルの重さに対して0.6%というのは勝間和代さんが書籍の中で、ホットクックで調理をする際に最適な塩分量だとおっしゃっていたので、0.6%にしています。
大さじや小さじだと質量は測れませんので失敗しないために0.1gまで計測できるキッチンスケールを購入しました。
これできっと失敗の回数が減るでしょう。
↓僕が買ったキッチンスケール(0.1g単位で計測できるのが魅力です。)
②いい調味料に買い替えた
調味料もいいものに買い替えました。味噌であれば無添加のもの、塩もミネラルが含まれているものなど。これも勝間和代さんの本から学んだ結果です。
味噌も塩も買い替えたら明らかに旨味が違います。なんと表現したらいいかわかりませんが、奥深さ?って感じです。
塩であればただ塩味がつくだけでなく旨味もつきます。
最初に買うときはそれなりのお値段で、おおっってなりますが、1回買えばそんなに減っていくものでもありません。数ヶ月使えると思えば高くない買い物だと思いますので、試しに1回使ってみてください。
個人的には塩から買ったほうがいいと思います。
↓僕が買った塩
塩については「塩を「わじまの海塩」に替えたら魔法のように料理がおいしくなった話」でまとめていますので、気になる方はあわせてみていってください。
③失敗を記録するようにした
僕がホットクックで調理を失敗したときの原因の一番は「目分量」で調理したことです。
目分量で作って失敗して、次も目分量だから失敗は完全に修正できないという感じです。
キッチンスケールで全体の具材量に対して、調味料を何グラム入れたかを測って記録に残していくのが最良です。
ただ、めんどくさいのは確かなので、せめて大さじで何杯入れたのかとか、小さじで何杯いれたのかくらいを記録しておきましょう。
データを次にいかせますので。
ホットクックで料理を失敗しないコツ まとめ
ホットクックは加熱調理を行うときにほったらかしにできる最高の調理家電です。
しかし使い方を間違えると美味しく料理ができなくなってしまうのも事実です。
正しい使い方や使っていくうちに身についていきますので、試行錯誤を繰り返して美味しい料理をかんたんに作れるようにしていきたいですね。
ちなみに僕が参考にした勝間和代さんの本は以下です。
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