部屋が乾燥したな~ってときに活躍する「加湿器」ですが、つけっぱなしにしてると加湿し過ぎてしまってカビの原因になったり、せっかく加湿したのに逆に部屋の中がなんだか湿っぽくなりすぎてしまったりと、調整が難しい家電だったりもする気がします。
こんな問題を解決するのに湿度計を部屋において、ちょくちょく確認して、何時間に1回は窓を開けてと手動でやるのは、面倒だしスマートじゃないです。
こんな問題をスマートに解決できるのが、SwitchBotの温湿度計とスマート加湿器、そしてハブ2です。
この3つを組み合わせることで(同じメーカーなので1つのアプリで操作可能)、湿度管理を自動化。なんと絶対湿度でも管理が可能になります。
では、どのようにセットアップするのか、それぞれの商品やセットアップについて紹介します。

SwitchBotは1つのアプリで全部の家電を操作できるので、操作が簡単、アプリの管理が楽なのが嬉しいところです!
本記事で紹介している以下の商品がAmazonでセールになっています!
・温湿度計Pro 3,480円→2,751円
・CO2センサー 7,980円→6,783円
・気化式加湿器 19,800円→14,850円
・気化式加湿器 Plus 24,980円→19,980円
・ハブ2 9,980円→8,280円
SwitchBot温湿度計・加湿器・ハブの役割とセットアップ
部屋の湿度管理を自動化するには
- SwitchBot温湿度計
- SwitchBot加湿器
- SwitchBotハブ
の3商品が必要で、言うまでもない商品もありますが、それぞれの役割は以下のとおりです。
商品 | 役割 |
SwitchBot温湿度計 | 温度と湿度の管理。商品によってはCO2濃度も管理できる |
SwitchBot加湿器 | 加湿できる。商品によっては給水も全自動 |
SwitchBotハブ | スマートリモコン。SwitchBotはもちろん、その他の家電(エアコンなど)の操作も登録でき、遠隔操作ができるようになる。 |
上記の商品をSwitchBotのアプリに登録し、SwitchBot温湿度計で計測している湿度が20%以下になったら、SwitchBot加湿器の電源をONにする。湿度が50%以上になったら加湿器をOFFにするなどの条件を設定することで、湿度コントロールを完全に自動化できます。

部屋ごとにオートメーションの条件を変えたい場合も、商品名を部屋ごとにわければ簡単に設定できます。(部屋1にある加湿器は加湿1、部屋2は加湿2など)
加湿の自動化に最適な組み合わせを見つけるために
商品 | 役割 |
SwitchBot温湿度計 | 温度と湿度の管理。商品によってはCO2濃度も管理できる |
SwitchBot加湿器 | 加湿できる。商品によっては給水も全自動 |
SwitchBotハブ | スマートリモコン。SwitchBotはもちろん、その他の家電(エアコンなど)の操作も登録でき、遠隔操作ができるようになる。 |
上の表の役割に「商品によっては」と記載しましたが、SwitchBotの温湿度計、加湿器、ハブはそれぞれ機能が少しずつことなる商品を何種類か出しています。
高機能になれば値段も高くなりますが、普通に加湿したいだけであれば高い商品を組み合わせる必要はありません。
何よりも大事なことは自分が満足できる機能で選ぶこと。そこでここからは、各商品別に商品を比較していきます。
SwitchBot温湿度計の種類を比較

まずは温度と湿度を管理する温湿度計から比較します。
名称 | CO2センサー | 温湿度計Pro | 温湿度計Plus | 温湿度計 | 防水温湿度計 |
価格 | 7,980円 | 3,480円 | 2,780円 | 1,980円 | 1,980円 |
ディスプレイ | 3.66インチ | 3.66インチ | 3.1インチ | 2.1インチ | なし |
給電方法 | 単3電池2本 typeC電源 | 単3電池2本 | 単4電池2本 | 単4電池2本 | 単4電池2本 |
温度計測 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
湿度計測 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
天気予報 アイコン表示 | ◯ | ◯ | ☓ | ☓ | ☓ |
CO2濃度計測 | ◯ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ |
個人的に おすすめの利用場所 | 仕事・勉強部屋 | リビングや クローゼット付近 | どこでも | どこでも | 外(ベランダなど) |
理由 | CO2濃度を計測できるから | 防水温湿度計との組み合わせで室内気温と外気温・天気予報も表示できるから | シンプルで場所を選ばないから | シンプルで場所を選ばないから | 防水だから |
いずれの温湿度計も「温度」と「湿度」の計測は問題なくでき、絶対湿度も計測できます。(絶対湿度の表示はいずれの商品もアプリ内のみ)
そのため、室内の湿度を条件にして加湿器のON・OFFを自動化したいだけであれば、最も安い温湿度計または防水温湿度計を買えば問題ありません。
その他、自分の目で温度や湿度を見たい場合はディスプレイがあるものを選んだ方が便利ですし、室内のCO2濃度も管理したい場合はCO2センサーを選ぶなど、必要な機能にあわせて選びましょう。

CO2濃度があがると集中力が落ちたり眠くなることもあるので、勉強は仕事に使う部屋であればCO2センサー付きが便利だと思う一方で、寝室で使うのであれば一番シンプルな温湿度計でも十分かなと思います
SwitchBot加湿器の種類を比較


続いて加湿器の比較です。
名称 | 気化式加湿器 Plus | 気化式加湿器 | スマート加湿器 |
価格 | 24,980円 | 19,800円 | 6,480円 |
容量 | 4.5L | 4.5L | 3.5L |
適用床面積 | 和室20m²(12畳) 洋室32m²(19畳) | 和室20m2(12畳) 洋室32m2(19畳) | 約6~15畳 |
加湿方式 | 気化式 | 気化式 | 超音波式 |
給水方法 | ・タンク取り外し ・タンクの蓋を開けた上から ・S10利用で自動給水 | ・タンク取り外し ・タンクの蓋を開けた上から | ・タンク取り外し ・タンクの蓋を開けた上から |
SwitchBotの加湿器は大きく分けると2種類あり、加湿方式が異なります。
気化式 | 超音波式 | |
加湿方法 | 水を含ませたフィルターに風をあてることで水分を気化させ、加湿を行う | 水に超音波の振動をあてることで微細な粒子に分解し、その粒子を霧のように噴出することで加湿を行う |
メリット | 加湿範囲が広い | 気化式よりも加湿力が強い |
デメリット | 加湿器本体が大きくなりがち | タンク内で細菌が繁殖することあり |
気化式の方が広い範囲で加湿しやすいため、リビングなど広いスペースで使うには気化式の方が向いている一方で、6畳の個室などであれば超音波式でも問題ありません。
個人的には値段と見た目も大事になると思いますが、気化式は高額かつスタイリッシュ、超音波式は低価格で可愛らしいデザイン。どっちでも加湿器の自動化は可能ですの、ここは好みで選べばよいと思います。

うちはリビングで気化式、寝室で超音波式にしました
ちなみに気化式Plusは、SwitchBotの掃除機「S10」と組み合わせると給水も全自動で行うことが可能。S10をすでに持っている方は、今後ロボット掃除機の導入を考えている方は検討しても良さそうです。
SwitchBotハブの種類を比較


最後に比較するのが自動化に必須のスマートリモコンであるハブです。
名称 | ハブ2 | ハブミニ | ハブミニ(Matter対応) |
価格 | 9,980円 | 5,480円 | 5,980円 |
電源 | Type-C | Micro USB | Type-C |
スマートリモコン | 対応可能リモコン:8万以上 スマートラーニング対応 赤外線送信範囲はハブミニの2倍 | 対応可能リモコン:8万以上 スマートラーニング対応 | 対応可能リモコン:8万以上 スマートラーニング対応 |
スマートボタン | タッチ操作可能 | なし | なし |
温湿度センサー | 搭載 | なし | 連携可能 |
Matter対応 | ◯ | ☓ | ◯ |
SwitchBotハブは、温湿度センサーもついたハブ2か、リモコン機能のみに特化したハブミニにするかが大きな別れ道となります。
いずれもスマートリモコンとしては機能しますが、ハブ2ならこれ1台で温湿度計の機能も備えていますので、別途温湿度計を購入する必要がありません。したがって、これから全部のアイテムを揃えようとしている方にはハブ2がおすすめです。
またハブ2の方が赤外線送信範囲も広いので、リモコンとして機能できる範囲が広いということ。リモコンの強さは、大は小を兼ねると思っていますので、強い方がいい気がしています。
ちなみにMatter対応だとインターネットに接続できてないときでも利用できるようになったり、GoogleHomeやAlexaなどの音声デバイスとの接続もスムーズになります。
僕が選んだSwitchBotで加湿自動化をする組み合わせ
温湿度計、加湿器、ハブとそれぞれ種類があるので、どのような組み合わせにするか迷いましたが、僕が選んだ組み合わせは以下です。
・温湿度計 → 温湿度計Pro
・加湿器 → 気化式加湿器
・ハブ → ハブ2
選んだ理由は、以下の通り
・温湿度計Pro → ディスプレイが大きくて見やすい、天気予報とかも見れるのが便利
・加湿器 → 見た目、リビングで使うので対応する広さが大きい方に
・ハブ2 → 赤外線の届く範囲が広いから
加湿器を自動化するのはもちろんですが、その他の家電にもハブを使いたかったこと、温湿度計は色々見れたほうが便利だろうということでこの組み合わせにしました。
加湿器自動化を簡単にやるなら
加湿器の自動化を簡単にやるなら、ハブ2で温湿度もはかりつつ、いずれかの加湿器を組み合わせるのがおすすめです。
ハブ2は画面が光る設計になっていますが、ディスプレイOFFにも対応しているので、寝室で使う場合も眩しくて鬱陶しいということもありません。
SwitchBotで加湿器を自動化して快適生活に
加湿器を自動化することで日中の湿度コントロールはもちろんですが、寝ているときの乾燥しすぎ、加湿しすぎを防ぐこともできるので、睡眠の質向上にも繋がります。
最初のセットアップ(湿度50%以上になったら加湿器OFFとか)はちょっと面倒ではありますが、一度設定してしまえば、その後は全部自動。自分で操作するのが面倒になるレベルです。

旅行とかで家をあける期間は設定をOFFにしておけばOKです
自動化というと少しハードルを感じるかもしれませんが、SwitchBotはアプリも使いやすく直感的な操作で自動化ができますので、ぜひ試してみてください!
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