カプセル式のエスプレッソマシーンで有名なNESPRESSO(ネスプレッソ)から、2023年にヴァーチュオポップ(VERTUO POP)という、コンパクトボディタイプのサイズが販売開始しました。
他のネスプレッソと比べて大きさ的にも見た目的にも色々な場所に馴染みそうなヴァーチュオポップ。
サイズ感や使い勝手などレビューしました!
↓僕の感想まとめ↓
ヴァーチュオポップをレビュー
まずは外観や大きさ、使い勝手など、諸々をレビューしました。
それぞれ詳しく紹介します。
ヴァーチュオポップのサイズ感
本体についてくるのは、説明書、コーヒーカプセル、抽出時用の台座です。
本体は非常にシンプルな作りになっていて、抽出用のボタンが1つと、ロックとロック解除を行う用のレバーがあるのみです。
本体に装飾も特にありませんので、キッチンや部屋においても変に目立つことはなく、部屋に馴染みやすい印象です。
家では収納としてカラーボックスをよく使っているので、まずはカラーボックスの上にヴァーチュオポップを載せてみました。
横向きであれば問題なくのるサイズですが、理想である縦向きにすると少しはみ出すくらいの大きさです。(横幅が42.6cm)
カップを安心して置きたい場合は45-50cmくらいの奥行きがある場所に置く必要がありそうです。
見た目的にはコンパクトな印象ですが、45-50cm程度の奥行きが必要になることを考えると、仕事部屋やキッチンなど限られたスペースに置きたい場合は、置きたいと思っている場所の奥行きを確かめてから購入するほうが良さそうです。
小さいようで大きいので置く場所の計測は欠かさずに!
コーヒー抽出が簡単
ヴァーチュオポップの本体について、以下の3点は非常に評価でき、めちゃくちゃ簡単にコーヒーを入れられます。
・水が入れやすい
・カプセルを置くのも超カンタン
・バーコード読み取りでワンタッチでコーヒー抽出(簡単)
それぞれ詳しく紹介します。
水が入れやすい
個人的に大きなポイントだと思ったのが水の入れやすさです。
ヴァーチュオポップの水を入れるところは「取り外し可能」かつ「注ぎ口が広い」です。
注ぎ口の広さは比較のためにマグカップを並べてみましたが、マグカップの直径よりも大きなサイズとなっているため、水が入れづらくこぼれてしまう、手を入れづらく洗いづらいということがないので使いやすいです。
コーヒーを入れるのに水をタンクに入れることは必須ですので、ここが楽かつストレスなく使えるのはめちゃくちゃいい点でした。
カプセルを置くのも超カンタン
ヴァーチュオポップは見た目どおりにシンプルな仕様で、カプセルを置く場所もわかりやすいです。
本体のロックを解除して蓋を上に上げたら、くぼみにカプセルをおいて蓋を閉じるだけ。
自分でなにか穴を開けたりする必要はありませんので、戸惑うことはなく、誰でも簡単に扱えます。
家族がいたり、オフィスでみんなで使う場合、このシンプルな使いやすさは嬉しい点です。
バーコード読み取りでワンタッチでコーヒー抽出(簡単)
ヴァーチュオポップは他のネスプレッソと同様に、色々な種類のカプセルを使って、いろんなコーヒーの抽出ができます。
これだけ色々な種類があると、水の量を間違ってしまいそうと思っていましたが、その点は安心でした。
ヴァーチュオポップはカプセルまわりについているバーコードを自動で読み取り、適切な水の量で自動でコーヒーを抽出してくれます。
もちろん自分の好きな濃さにも調整ができます。(一度登録すれば同じカプセルの場合はその水の量で抽出されるようになります。)
ヴァーチュオポップとマグカップの相性はいい
エスプレッソやカフェ(通常のコーヒー)など色々飲めるヴァーチュオポップですが、僕は普通のコーヒーを飲むことが多いので、マグカップをおいてみました。
マグカップを置く場合は下に高さ調整用の台座を置く必要ありませんでした。
以下は抽出中の動画ですが、音はコーヒーメーカーとかと変わらないので、特に気になりませんでした。
少し高いところから抽出されますが、最後まで水分が跳ねることはなく、美しい泡立ちを作って抽出が完了しました。
入ったコーヒーは香り高く、甘みなど風味もしっかりと出ているように感じました。
ただ、個人的に気になったのはタンブラーが直接使えなかったこと。自宅でコーヒーを飲む際にタンブラーを使っている方も多いのではないでしょうか?
サーモスのタンブラーを使おうとした場合、タンブラーのほうが高さがあるため、ヴァーチュオポップそのままタンブラーに抽出することはできません。
マグカップを置くときに台座を使う形でもいいので、タンブラーも使える高さだと嬉しかったというのが本音です。
基本的にマグカップを使うなら問題なし!保温が効くマグカップを使うことにしました。
後片付けが簡単なのがグッド!
通常自宅でコーヒーを入れようと思えば、コーヒーを抽出した後にコーヒー殻の処理、ドリッパーの洗浄など、後片付けが必要です。
しかし、ヴァーチュオポップなら後片付けが簡単!
本体左側の殻入れにカプセルを捨てるだけで終了です。(溜まってきた場合は捨てる、下に水がたまるところもあるので、溜まった場合は処理が必要)
普通にコーヒーマシーンを利用するのに比べて、非常に簡単に片付けができるので、気楽に美味しいコーヒーを飲めます。
ヴァーチュオポップのいいところと微妙なところ
ヴァーチュオポップを使って感じた点の中から、良かったと思うことと微妙だと感じたことに分けてまとめてみました。
いい点を一言でまとめれば「使いやすい」ということです。
水タンクが取り外せる点、水を入れる間口が大きい点、後片付けも簡単な点など全体的に超簡単に使えるかつストレスなく使えるのがポイントです。
一方で気になったのは、以外と奥行きサイズがあること(42.6cm)と高さ的にタンブラーに直接は注げないということです。
なので、ヴァーチュオポップを買う前には、どこに置きたいのかはしっかりと考え、サイズを測っておきましょう。
タンブラーは直接は使えませんが、本体をなにかの上に載せて高さを出してあげれば使えないことはありませんし、マグカップを使うには全く問題ありません。
置き場所が確保できて、簡単に美味しいコーヒーを飲みたいという方にはヴァーチュオポップはおすすめです!
カフェオレやカプチーノは直接抽出できない
これは完全に僕が勘違いしていただけなのですが、ネスプレッソで売られているカプセルの中にはカフェオレやカプチーノといったものがあると思っていました。
が、しかし。公式サイトをしっかりと見ていればわかることですが、ミルクが入ったものは販売されていません。
カフェオレやカプチーノが飲みたい場合は、自分でミルクを用意して作る必要があります。
カフェオレやカプチーノに合うコーヒーの種類は紹介されていますし、その他のコーヒーレシピも紹介されていますので、気になる方は公式ページを確認してみてください。
ヴァーチュオポップはこんな方におすすめ
最後に僕が使った感想として、どんな方にヴァーチュオポップがおすすめできるかをまとめました。
・簡単に美味しいコーヒーを入れたい方
・後片付けが簡単なものが欲しい方
・色々なコーヒーを飲みたい方(カプセルで選べるので)
・誰でも簡単に使えるシンプルなコーヒーマシーンが欲しい方
いずれかに当てはまる方にはヴァーチュオポップはおすすめです。
ヴァーチュオポップは本体がシンプルな点もいい点ですが、本体の色を6色から選べますので、部屋の雰囲気にあわせてチョイスできるのも嬉しいです。
手軽に自宅で美味しいコーヒーが飲めるようになりますので、ぜひ使ってみてください!
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