特段ホストに興味があるわけではありませんが、テレビを見ていたりネットを見ていて気になる存在だったローランド。
書籍が出版されていることを知ったので、軽い気持ちで購入しました。
正直なところホストで成功した方の自慢話が書いてある内容だろうなと思って購入しましたが、もちろん自慢的な内容もありますが、学べることたくさんあるビジネス本または自己啓発本という感じの内容でした。
この書籍で得た利益に関しては半分はカンボジアへの寄付、半分は東日本大震災の復興への寄付にするとのこと。
ホストのただの自慢本とか、ただ人気があるうちにさらにお金稼ごうとしているんだなとか思ってごめんないさい。って素直に思いました。
ということで本記事ではローランドから学んだことを、ローランドの言葉とあわせてまとめていきます。
ローランドの名言は今までも好きなものはありましたが、その背景を知れたことでさらに魅力に感じる言葉になりました。
ローランドが好きな方、ローランドの名言が好きな方、ローランドという存在がなんとなく気になる方には非常におすすめの本だと思います。
本記事では僕が気に入った言葉を5つの種類に分けて紹介します。
1つでも気になった言葉、気に入った言葉があれば本を読んでみて損はないと思いますよ。
たぶん、1つでも気になる方であればほかにも響く言葉があるかと。
ちなみに2時間くらいあれば読み終わる本です。
それでは始めます!
ローランド 俺か、俺以外か。の名言をまとめました。
ローランドの書籍「俺か、俺以外か。 ローランドという生き方」から僕が気に入った言葉を引用しつつ、それぞれの言葉について思ったことや何を学んだかをまとめていきます。
気になる言葉が合った方は、その言葉の背景にあるローランドの考え方がありますので、書籍を開いてみるか、出演するテレビを見るといいかもしれません。
※以下の□で囲った引用のはすべて「俺か、俺以外か。 ローランドという生き方」からになります。
言葉の大切さについて知る
俺にとって言葉とは、作品のようなもの。言葉を文字にすると、句読点ひとつで相手の受け取り方や印象がまったく変わる。比喩や言い回しの工夫で、些細な一言がとても味わい深いものになったり。言葉ひとつで人生が変わったり、明るい気持ちにも嫌な気持ちにもなったりする。
まさにその通りだなと思いました。
ローランドの言葉って嫌味っぽくもないし、確かになと相手に思わせる納得感もありつつ、ユーモアも含まれている。考え抜かれた言葉なんだと思います。
自分がブログで感想とかレビューとか書いている時に、ここまで言葉を大切にできているか?って改めて考えさせられる言葉でした。
うまく表現する技術ももちろん大事ですが、その前に読んでくれる方に本気で向き合って、しっかりと伝えたいと思っているか。
伝えたいことはしっかり決まっているか。
相手にとって有益な情報、読んだときに有意義な時間だったと思ってもらえるか。
など、今一度考えなおして言葉(文章)を自分自身から放っていければと思いました。
(これから頑張ります。)
ローランドの本は、非常に読みやすく読者想いな本なんじゃないかと感じました。
言葉って日常的に使うものだからこそ大切にしなければならないとはわかっていても、日常的に使うものだから何も気にしないで使ってしまいがちです。
一つの言葉が相手を喜ばせたり、怒らせたり、悲しませたり、楽しませたりと人の感情を動かします。
できれば、喜びや楽しみなどプラスの感情に寄与したいので、そんな言葉を選んで使っていければと想いました。
仕事への向き合い方と他人への接し方
もちろん、仕事に対しての熱意は譲れない。妥協はしない。けれど、歩み寄る限界点を自分の中で設定した。そのほうが自分だって相手だって生きやすい。そう気づいた。それから俺自身、自分の考えを示すことはあっても、強要することなど絶対にない。
自分が仕事に完璧を求めることは大切だけど、相手に対して自分の「完璧」という価値観を押し付けない。
仕事の時も家にいる時もそうですが、自分にとっての理想像を相手に押し付けてしまうってあるあるな気がします。
家事に例えるとわかりやすいですが、食器の洗い方、掃除の仕方とか自分にとっての理想像を相手に押し付けることによって諍いが生まれることは多々あるように感じます。
これって喧嘩というか争いの原因ですよね。
しかし、「自分にとっての理想像」=「自分にとっての正義」であると考えると自分の正義を押し付けがちな人は多いように思います。僕もやりがちです。
しかしローランドも言っていますが、「自分の考えを示すことはあっても、強要することなど絶対にない。」これが重要ですね。
自分の価値観(熱意)は捨てないが、強要はしない。むずかしいことですが、常に忘れずにもっていようと思える言葉でした。
自分に対して圧倒的にな自信を持つからこそ、相手に対しても敬意を払える。
そういうことだと感じています。
まずは自分自身に自信を持てるように生活や行動を見直していきます。
持ってみないとわからないことはある
お金より大切なものは、たくさんあると思っている。人生、お金がすべてではない。それに気づけたのは、皮肉にもお金を手にしてからだ
人生お金がすべてではない。お金より大切なことがある。お金は生活レベル最低限だけあらば十分だ。とかいろいろなお金に対する意見があります。
これが、お金持っていない人、稼げない人の努力不足による言い訳の意見にしか聞こえないとバシッと言っているわけですね。
稼げる人がお金は最低限あればいいと言っているのと、稼いだことがない人が言うのでは意見の意味が全く違うということだと思います。
フェラーリなど高級車を乗り回していた方が、タントの方がいいというのと、フェラーリに乗ったことない人が想像でフェラーリなんて必要ない。
タントの方が便利だというような感じですかね。
※全然違う種類の車なので比べる対象として微妙ですみません。
使っていないのに(わかっていない)批判する感じと似ています。
何事も体験してみないとわからないことがほとんどだと思います。
お金も同じで持ってみないと見えない景色があるんでしょうね。
自分としては、しっかり稼いで「本当に必要なもの」に囲まれて生活ができるようにしたいです。本当に必要なものもいろいろと使ってみることでわかるものだと考えます。
必要だと思えたものを実際に使ったうえで、ものを揃えたうえで、本当に「人生お金がすべてではない」と言えるのか検証できるように努力していこうと思います。
それまでは、お金持ちの人や金払いがいい人に対して「金銭感覚がおかしい」と批判することは負け惜しみだととらえて生きていきます。(がんばろう。)
ひとつのことをだらしなくすると、ほかのこともだらしなくなる
だらしない生活をすると、そういう生活や格好が似合う人間へと、知らないうちに変わっていってしまう
本書のなかで、年末年始をスウェットで生活していたらスウェットの似合う人間になってしまい、タキシードを着られる人ではなくなってしまった的なことが書いてありました。
服装だけではありませんが、何かひとつ気を抜いてだらしなくすると、ほかのこともどうでもよくなって、段々とすべてが適当になってしまう。そんな経験が僕自身の生活の中でもあります。
机の上が乱雑になっていくと、部屋全体が汚くなっていき、そんな時はキッチン周りやお風呂とかも掃除ができていない。
そんな時は生活が適当になっていて、コンビニで買う食事が増えたり、朝起きる時間が適当になっていたり、髪の毛をしっかり整えていなかったり、、、書けば限りがありません。
とにかく、ひとつ気を抜くと全部がだらしなくなるってことです。
逆に言えばひとつの場所をきれいにしていれば、ほかの場所もきれいにしておこうと思えるものです。一カ所掃除をすると全部したくなるのに似ています。
僕は床にモノがたまってくると、床以外にもモノが増えて部屋が汚くなっていくと、自分の生活の中で感じていたので、床にモノを置かないようにという意味も込めて自動掃除機を購入して使用しています。
自動掃除機の話は「『Eufy RoboVac 11S』をレビュー。良かった点・悪かった点を正直にまとめます!」で詳しく書いています。
床にモノを置くと掃除機が動けなくなってしまうので、おかしな話ですが掃除機のために床をきれいにしています。おかげで部屋はキレイです。
自動掃除機は自分自身の感覚から導入したものですが、本書を読んでだらしない生活改善のために取り組んだことは以下です。
・リュックからいらないモノを出す(捨てる)
・部屋の中で使っていないものは片づける(捨てる)
・財布の中身を整理する
・冷蔵庫を整理する
普段使っているリュックに関して、とりあえずもらったポケットティッシュやら買い物した時のレシートが入っていました。使わないものなので捨てます。(ポケットティッシュは人にあげました。)
また、部屋の中で使っていないものは色々ありましたが、貯金箱、登場回数が少ないボールペンやシャープペンを捨てました。文房具って使うものはかなり限定されますが、無駄にたくさん持っているので整理すると気持ちがいいです。
自分が好きなものしか結局使わないので、どっかのタイミングで整理は必要になるので、気づいた今が最速です。
あとは服も整理しました。使える服を捨てるのも心苦しかったのでネット買取に出しました。
ほかの人に使ってもらえる、かつ自分はお金をもらえると思うと気持ちよく処分することができました。
財布とか冷蔵庫とかはリュックや部屋の中と同じでいらないモノが結構入っていたので(使わないポイントカード、調味料とか)処分しました。
細かいところも気にしていないと次第にどんどんだらしなくなってしまい、だらしないことが似合う男になってしまいそうですので、定期的にチェックしキレイを習慣化させていき、きれいな人になっていこうと思います。
本気でやることの意味
・中途半端に取り組んだ結果の敗北は、君になにももたらしてはくれない
・一番恥ずべきことは、ダメだったときの言い訳として、全力で頑張らないことだ。
幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えIIにも同じようなことが書いてありましたが、人は自分が傷つかないようにするために全力で物事に向かわなくなることがあります。失敗してできなかった自分を認めないために全力でやらないことがあるらしいです。
(嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えの方が注目されていましたが、嫌われる勇気の内容は、幸せになる勇気の内容まで読んで完結する内容になっていますので、まだ読まれていない方はぜひ読んでみてください。)
テストの例は非常にわかりやすいです。
今回全然勉強する時間なかったから勉強できなかったよー
とか
前日に遅くまで遊んじゃったから点数悪かったわ
みたいなやつですね。点数が悪かった時の言い訳を最初から作っておく。
全力でテストに向かわない。
この言い訳を作ることによって何が起きるのか?
答えは反省すべきこと、および今後勉強すべき苦手項目が分からなくなることです。
つまり先に進めないのです。いつまでも言い訳を続けるのか、それとも自分の弱点を知って克服する方法を知るのか。
どちらがいいかは明白ですが、自分を傷つけないために前者の選択をとってしまいがちです。
ローランドも言っていますが、中途半端に取り組んだ結果の敗北は、なにももたらしてはくれません。
全力でやれば満足感もあるし、反省点も見つかる。また、自分の成長にもつながる。
これから自分が失敗した時、負けたときは
全力で取り組んだけど失敗した
本気で勝負を挑んだけど負けた
と失敗や敗北を正面から受け止め、次に何をするか、何をすればいいのかを考えて前に進んでいこうと決めました。
ある意味あたりまえのことですが、なかなかできないことですので、しっかりと心に刻んでおきます。
ローランド 俺か、俺以外か。感想まとめ
「俺か、俺以外か。 ローランドという生き方」は、自慢本ではないし、HOW toを学ぶ本でもなく、根本となる考え方を学べる本だったように感じました。
生活する中で使える、または身につけておきたい考え方が多数あったし、自分としてはこれから何をすればいいのかを考えられる機会となったので、とてもいい本と出会えた、買ってよかったと素直に思える内容でした。
一朝一夕で身につく内容ではありませんので、毎日意識することで人間力を高めていきたいものだと思いました。
実践する内容を改めて書いて終わりにしようと思います。
・だらしない生活をしない
・稼ぐ
・自分にとっての理想像は大切だけど相手に押し付けない
今回学んだことも自分にとっての理想像ですので、相手に強要することなく、自分が満足いくように頑張るのが大切なのかも知れないですね。
書籍の感想は上記で終わりですが、ローランドの考え方がよくわかる動画がYouTubeにあったので↓に貼っておきます。
興味があったら見てみてください!
おわり
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