ドアノブ一体の円筒錠にスマートロックを設置した

円筒錠 スマートロック生活の知恵

以前からスマートロックを使っていたのですが、引っ越しをした関係で玄関ドアが円筒錠(ドアノブと鍵が一体化しているタイプ※イメージ以下)になりました。

結果何がおきたかというと、スマートロックが非対応に。

どこのサイトを見ても円筒錠に対応しているスマートロックはありません。

しかしながらわざわざ工事をして取り付けることもできないし、ドアを替えることはもちろん無理。だけどスマートロックは便利すぎるので、もう鍵を持ち歩く生活にはもどりたくない。

非対応であってもどうにか設置したい。ということで色々頑張って設置してみました。

完全にメーカー保証外なので自己責任ですが、やりたい方は参考にしてください。

※当記事を参考にして設置した場合になにか事故が起きたり破損が起きたりした場合も一切責任は取れませんので、あくまで自己責任でお願い致します。
※もちろんメーカー保証の対象外です。

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円筒錠にスマートロックを設置する

円筒錠にスマートロックを設置する上でネックになるのは主に2つです。

それぞれの点について、どのように対処したのかを紹介していきます。

鍵の高さがドアノブと合わない

通常スマートロックはドアノブと鍵が別になっている場所に設置することを想定しているため、調整できる高さの幅も限られています。

円筒錠の場合はドアノブの端に鍵が一体化してるため、ドアノブと鍵が別になっているものと比べると高さが圧倒的に高くなりスマートロックが設置できなくなります。

高さの問題を解決する方法で考えられるのは主に2つ。

1つはドアノブの高さを低くする方法、2つ目はスマートロックの調整幅を増やすことです。

1つ目に関しては現実的ではないのですぐに諦めました。

2つ目は高さを調整する金具を3Dプリンターなどで自作できればスマートに設置できそうですが、僕にはそんな技術も道具もなかったので結果的には板をドアに貼り付けることで高さを調整しました。

具体的にはこんな感じです。

通常はドアに直接スマートロックを貼り付ける形で設置しますが、ドアとスマートロックの間にゴム板を挟むことで高さを調整しています。

とまあ、これでうまくいくつもりだったのですが、理想と現実は違ってうまくいきませんでした。

我が家の円筒錠の場合は高さはOKだったものの、距離が足りなくなってしまい鍵が設置できなかったのです。

円筒状の台座部分の大きさの関係でスマートロックが届かなくなっていました。

つまり理想像(設置できる状態)にするのに必要なことは、板を円筒錠に近づけること、しかし台座があります。

そこでやったことは、板を削るということ。

円筒錠の台座の丸カーブにあわせて板を削ることで食い込むような形にします。これで理想の設置ができました。

スマートロック ドアノブ一体

ここの工程で使った道具

・スマートロック本体
・ゴム板
・3Mのはがせる両面テープ
・カッターナイフ

ちなみにスマートロック本体はスイッチボットのスマートロックを使っていますが、めちゃくちゃおすすめです。指紋センサーと一緒に使うのが特におすすめ。

サードパーティで専用品が出てた

調べてたらまさかのドアノブ一体型向けのための専用品が出てました。

メーカー公式ではないので自己責任であることに変わりはありませんが、専用かつ工作しなくていいのは楽ですね!

鍵にスマートロックをつけるとドアノブが使いづらい

円筒錠はご存知の通り、鍵とドアノブが一体化した形。

スマートロックを上から覆いかぶせるように設置するとドアノブが隠れてしまいドアの開閉が難しくなります。仮に下側にドアノブを設置した場合でも使いづらさは変わりません。

この問題を解決するために導入したのが、ドアノブレバーです。

円筒錠のドアノブの部分にドアレバーを後付するような形で設置ができます。

ドアノブが使いづらい問題は解消です。と思われたましたが、ドアノブレバーを設置したことによって、ドアノブの厚みがましてスマートロック本体とぶつかってしまうという問題が発生しました。

ドアノブとスマートロック本体が干渉していると、スマートロックが落ちてしまう可能性があります。
そこでドアノブの一部を切り落とすことで干渉しないようにしました。

これで現状は快適に使えています。

円筒錠にスマートロックは設置可能

結論として非対応と記載のある円筒錠でもスマートロックは設置できました。

ただし鍵とドアノブが別のものへの設置と比較すると、必要に応じて別途アイテムを購入し、創意工夫をした上での設置が必要となります。

個人的にはスマートロックが便利すぎるので、がんばって設置した価値があったと思っていますが、面倒ではあるし再現性があるとも言い切れないので全員に進められる内容ではありません。

しかし円筒錠なのでスマートロックの設置を諦めていたという方であれば、設置できる可能性も見えてきたと思いますので、よかったら参考にしてください。

※当記事を参考にして設置した場合になにか事故が起きたり破損が起きたりした場合も一切責任は取れませんので、あくまで自己責任でお願い致します。
※もちろんメーカー保証の対象外です。

ドアノブ一体に更におすすめ!スマートロックをProに変えた

ゴム板と両面テープを使うことでドアノブ一体型の円筒錠にも無事にスマートロックを取り付けて使ってましたが、一度だけ鍵が落ちてしまい心配になることもありました。

あと、家を出るときの解錠はサムターンを捻る必要があり、その時の動作がちょっと不安定な感触を感じていました。

そこで、SwitchBotから新たに出た「SwitchBotスマートロックPro」に取り替えをしました。

Before(SwitchBotスマートロック)
After(SwitchBotスマートロックPro)

見た目的には微妙な変化ですが、サムターンの部分が大きく変化しています。

この変化により解錠するときは以下のように押せば解錠できるようになったため、鍵を引っ張ることがなくなり更に安定。

また電池もCR123Aというあまり見ない電池から単三電池に変わり、連続利用期間も6ヶ月→9ヶ月に伸びました。(ランニングコスト下がります)

また両面テープも改良された3Mの粘着テープになり、粘着効果が従来モデルの2倍になりました。

つまり鍵が落ちる心配なく使えるということ。

両面テープめっちゃ強くなりました!

これから導入するなら間違いなく「SwitchBotスマートロックPro」がおすすめです。

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