手は誰しもが乾燥しやすい部位の1つではないでしょうか?
乾燥にともなって皮がむけたり、アカギレしている方を見かけることもあります。
手は常に外気に直接さらされているうえ、頻繁に洗ったり様々なものに触れるため荒れやすい部位といえます。
荒れやすい手ですが、手は人から見られることも多いので、出来るだけ綺麗な状態を保っておきたいところです。
僕自身、日々家事をするなかで、手の乾燥が気になったり、手荒れが気になることが多々あります。
そこで、綺麗な状態を保つためにつかうのが「ハンドクリーム」ですが、ハンドクリームは沢山の種類が販売されているので、どれを使っていいか分からないという声もよく聞きます。
僕自身、全くと言っていいほど知識がありませんでしたが、今回販売員の方や皮膚科医、ネット等いろいろなところから知識を得ることができましたので、情報をまとめて、今後ハンドクリームを探す方、ハンドクリームについての知識を得たい方の参考になればと思います。
本記事では以下についてまとめて行きます。
・ハンドクリームの種類は?どれを選べばいい?
・ハンドクリームの正しい使い方は?
・結局オススメはなに?
それでは早速はじめていきます。
手のさらされている環境
冒頭の繰り返しになりますが、手は常に外気に直接さらされているうえ、頻繁に洗ったり様々なものに触れるため荒れやすい部位といえます。
ここではまず、手の肌の特徴をみていきます。
手の肌の特徴
手の肌には、以下のような特徴があります。
・手の甲も顔に比べて皮脂腺が少ない
・手のひらや指先などは、角層が厚い
・汗腺が多い(頬の約2倍)
上記の特徴から言えることは、
・手のひらや指先は角層が厚いので、乾燥するとひびが発生しやすい
ということです。
手のひらは油分が少ないため、自ら油分等で乾燥を防ぐ対策はしなければいけないということです。対策をしないと簡単にがさがさになってしまいます。
また、何もしないでほおっておくと、他の部位よりも荒れやすい肌環境であるということです。
手の荒れやすい肌の特徴や環境への対策として使用するものがハンドクリームです。
次からはハンドクリームについて、詳しくみていきます。
ハンドクリームの種類は
まずは、ハンドクリームの種類を紹介します。
ハンドクリームは大きく分けて「ビタミン系」「保湿系」「尿素系」の3つがあります。
それぞれの特徴についてみていきます。
ビタミン系ハンドクリーム
名前の通り、ビタミンが配合されています。主にはビタミンAやEを配合されています。
血行改善し、冷え対策としても効果的です。また、水分と油分を補給してくれて、保湿の働きもあります。
保湿系系ハンドクリーム
保湿系のハンドクリームには保湿・保水効果を持つ成分であるヒアルロン酸やセラミドを配合したものが多いです。
どちらの成分も体内で製造できるものですが、様々な状況によって十分な製造がおこなわれなくなると肌荒れに繋がります。
なので、外部から成分補填し、肌荒れを防止するのが保湿系ハンドクリームの特徴です。
こちらのタイプが最も普通なハンドクリームのタイプと考えていいと思います。
尿素系ハンドクリーム
尿素系ハンドクリームは、尿素が角質を柔らかくしてくれる商品です。パッケージの表記に「尿素○%配合」のように書いてあるものがこちらの商品になります。
尿素が角質を柔らかくするため、ひじ・ひざ・かかとなど、硬くなってしまった場所に使用するのに適しています。
ただ、体内に取り込みすぎると害を及ぼすため通常の硬さになったら(硬くなくなってきたら)上記2種類の商品に戻すことをおすすめします。
ハンドクリームの選び方
上記で3種類を紹介しましたが、通常の使用であれば「保湿系」、マッサージもしたいなら「ビタミン系」、硬い場所に使いたいなら「尿素系」を選べばよいです。
また、上記の種類の中でも、ワセリン成分が強いものとそうでないものに分かれます。
簡単に言うと、こってりとしたものがワセリン成分が強いもの、さらさらしたものがそうでないものです。
ワセリン成分が強いものは、キーボードやスマホが指紋でベタベタになることがありますので、
日中(仕事中など)はサラサラ系、夜の寝る前のケアではワセリン系を使うといいでしょう。
ハンドクリームの使い方
ハンドクリームの使い方でポイントは丁寧に塗ることです。
手のひらにざっと塗って終わりにしてはもったいないです。
以下のポイントは抑えて塗るといいでしょう。
・指の間を丁寧に塗る
・爪まで塗る
本当に手荒れがひどい場合は、就寝前のケアではシルクの手袋をすると更に効果が高まりますよ。(100均に売ってますのでよかったら試してみてください。)
結局オススメのハンドクリームは?
ここまで選び方や使い方を紹介しましたが、最後にオススメの商品を紹介します。
100%満足できるかは分かりませんが、決して失敗しないハンドクリームだとは思いますので、是非参考にしてください。
日中に使うハンドクリーム『バルクオム ハンドジェル』
日中に使うには「バルクオム THE HAND JELLY (ザ ハンド ジェリー)」がおすすめです。
オススメの点は以下です
・保湿力は十分
・いい香りがする
・広がりやすので、塗りやすい
・多少手が濡れていても使える
・容器がおしゃれ
値段は一見高く見えますが、他のブランド製品(ロクシタン等)と比較すると同じくらいの値段です。
べたつかなく、いい香りもするので、日中に利用するには適した商品だと思います。
一度買えば2ヶ月は余裕で使えていますので、コストパフォーマンスも悪くないと思います。
あと、完全に手が乾いている状態じゃなくても問題なくつかうことができるので、急いでいるときでも手軽につかうことができます。
ただ、バルクオム THE HAND JELLY (ザ ハンド ジェリー)を使う上で注意してほしい点があります。
それは
よくドラッグストアなどで販売されているプラスチックの容器とは違い、アルミっぽいものに入っているので、曲がったりすると容器が壊れやすいので注意してください。
容器が壊れると中身が出てしまうので、通常のプラスチックの容器のハンドクリームより丁寧に扱う必要がありそうです。
※バックの底に適当に入れるのではなく、きまった場所に普通に入れるくらいで問題ないと思います。
【手にすっきりなじむ】バルクオムのハンドジェリーを使ってみたで詳しくレビューもまとめています。
就寝前のおすすめの『ニュートロジーナ ハンドクリーム』
続いて、夜に就寝前のケアとして使用するハンドクリームをご紹介します。
就寝前のおすすめは「Neutrogena(ニュートロジーナ) ハンドクリーム 超乾燥肌用」です。
おすすめの点は以下です
・無香料
・しっとり感が続く
値段も手ごろで非常に保湿力が高いです。肌をしっとりと覆ってくれる感覚があります。
ただみずみずしい感じはなく、多少伸びずらさを感じるのはマイナス点です。
伸びづらさはあるものの、保湿力は圧倒的ですので、夜寝る前にしっかりと塗り込む感じで使うのがいいと思います。
手が荒れにくくなるので本当におすすめです。
日中に使うのはバルクオム THE HAND JELLY (ザ ハンド ジェリー)、寝る前のケアで使うのはNeutrogena(ニュートロジーナ) ハンドクリーム 超乾燥肌用って使い分けるのがいいんじゃないかと。僕はそうしています。
日常使いは時間や場面を考えずに使いやすいハンドクリームで、夜はできるだけケアができるのもって使い方がベストなんだと考えています。
男性が使うハンドクリーム まとめ
手のさらされている環境、手の肌の特徴、ハンドクリームの種類や選び方、シーン別におすすめのハンドクリームについて紹介してきました。
手は人からも見られやすい場所です。
また、荒れているときや荒れ始めたときは自分でも非常に気になる部位だと思います。
日ごろからケアを行い、日ごろから気持ちのいい環境で過ごしたいですね!
日中、夜とハンドクリームを分けることで手間を減らしつつ、ハンドケアができると思いますので、使いやすいハンドクリームをそろえてハンドケアをしっかりとしていきましょう。
■ハンドケア以外にヘアケアも興味があれば、下記も参考にしてくださいませ!

■スキンケアをはじめたい方はこちらがおすすめです。

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